動物園で自撮りした男性、横にいたペリカンの行動が爆笑を呼ぶ(中国)<動画あ…
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フランスのパリ北東に位置するモーにて行われた裁判で、31歳の女と41歳の男が幼児虐待の容疑で懲役2年が言い渡された。2人は今年1月から5月の間に、彼らの息子2人に対して臀部を叩く、箒の柄の上に跪かせる、シャワーの下に立たせ冷水と熱水を交互に浴びさせるなどといった行為を日常的に行っていた。さらにこの両親は息子2人に、自分で出した排泄物を無理やり食べさせたという。2人のうち幼少の息子の証言によって発覚した。
裁判において両親側の弁護士は、子供たちに対する虐待は父親と母親それぞれの育ってきた環境に起因すると主張。それによると、父親は出生時に診断された中等度の知的障害が原因で実父から常に殴られる日々を過ごしており、母親も子供の頃から生活支援を受ける家庭環境で成長し、長年うつ病に悩まされていたという。
また母親は、夫による息子2人の虐待行為の最中に自身は妊娠中で動けなかったこと、また息子らの顔が排泄物で汚れていることに気づき、夫に虐待の有無を問いただしたと自身の潔白を主張している。
だがこうした釈明は受け入れられず、検察側は両親の子供たちに対する扱いを非難、その後の判決で2人には懲役2年が言い渡された。また虐待されていた息子2人は他の6人のきょうだいとともに児童福祉施設にて新たな生活を始めることとなり、両親は例外的な理由が発生しない限り、3年間の子供たちとの面会が禁じられた。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)