ミシュランが一つ星を与え、台湾ではすっかり有名になっているレストランにやってきた中国人一家。その中の3歳男児がトイレに行かずテーブルで排尿し、トラブルに発展していたことが伝えられている。

このほど台湾のメディア『taipeitimes.com』が行儀の悪い中国人旅行客の話題を伝え、世界の人々が眉をひそめている。トラブルが発生したのは10月2日のこと。台北にあるミシュラン一つ星に輝く「ディンタイフォン（鼎泰豊）」というレストランで、中国からの団体旅行客のうち、あるテーブルに着いた5人連れの家族の3歳男児がテーブルで尿を足したのだ。

トイレまで約100メートルと知ると、「ここでしちゃいなさい」とテーブルでの排尿を許した両親。イスに立ってパンツを下げた息子の下半身にプラスチック製ボトルをあてがった親の顔には、料理を楽しんでいる周囲の客に対する遠慮はみじんもなかった。その光景と漂う尿の臭いは多くの客をひどく不愉快にさせたが、ウエイターを呼んだ母親の口から飛び出した言葉にも呆れるものがあった。

「尿が料理にかかったみたい。新しいものと交換して欲しいんだけれど。」

しかも無料でという条件には、店側も唖然。店長はその要求を断り、ツアーの添乗員にその母親への厳重注意を促すも懸命に謝罪するのは添乗員ばかり。この件について母親がどれほど反省しているかは不明という中、レストランは店内の消毒に追われたという。この画像はシンガポールのメディア『allsingaporestuff.com』が伝えているその記事のスクリーンショット。中国の一部では幼い男児が公共の場で自由に排尿し、それが許されているという。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）