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西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱について、強い懸念を抱いているのがチョコレート業界。カカオ豆の世界最大の産地であるコートジボワールは、流行の二国と隣接しているのだ。
チョコレートといえばカカオ豆。現在流通しているカカオ豆の3割を占める圧倒的な生産高で、世界No.1の座をゆるぎないものとしてきたコートジボワールだが、この国の西隣はエボラ出血熱の流行に苦しんでいるリベリアとギニア。国境を閉鎖し、政府も人々もエボラ出血熱の流入を食い止めたいとして必死である。
そんな中で今、世界カカオ財団(World Cocoa Foundation)は強い危機感とともに、コートジボワールでカカオ豆の収穫に従事する者が激減していることを伝えている。エボラ出血熱の流行をきっかけにカカオ豆の生産力ががくんと落ちているとして、いずれはチョコレート価格の高騰あるいは品薄となることが予想されるという。
しかし現地を視察した同財団のティム・マッコイ氏は、「これまで握手、ハグ、頬へのキスを頻繁に交わしていた現地の人々が、そういうことを一切しなくなりました」と話している。エボラ出血熱の正しい知識が広まり、人々が病気を正しく恐れて行動するようになっていることは終息に向かう大きな一歩であるはずだ。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)