南カリフォルニアで飼われていながら、クイーンズイングリッシュのアクセントがユニークだと話題になっていたオウム。4年前から行方不明になっていたが、その間にスペイン語を習得していたもようだ。
ロサンゼルスにも近いカリフォルニア州トーランスで、クイーンズイングリッシュを話すオウムとして近所の人気者になっていた、アフリカン・グレイ・パロット(ヨウム)の“ナイジェル”くん。4年前にいきなり行方不明となり飼い主を心配させていたが、なんとスペイン語を覚えて無事に戻ってきたことが伝えられている。
飼い主のダレン・チックさんが『Daily Breeze』紙に語ったところによれば、ナイジェルくんとダレンさんは4年ぶりでありながらお互いを見た瞬間にピンときたといい、感動の再会を遂げたという。しかし、会話を試みて驚いた。ナイジェルくんは巧みなスペイン語を話すようになっており、“ラリー”という男性に会いたいのか、その名を何度も口にしたそうだ。
ナイジェルくんが再びトーランスで発見されたのは最近のこと。発見した人が“ペットのオウム、ベンジャミンが行方不明”との張り紙を出していた近所のテリーサ・ミッコさんという女性に届け、テリーサさんがナイジェルくんを連れて獣医に相談し、購入主のダレンさんにたどり着いた。ナイジェルくんはその間に、スペイン語を母国語とする家庭で飼われていたことは疑いようもない。外国語を真剣に学ばせたければ、やはり“カワイイ子には旅をさせよ”ということか。
※ 画像はdailybreeze.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)