イギリスで今、ショッキングな話題となっている1本の動画がある。今年のラグビーリーグ大会の覇者を決定する『Super League Grand Final 2014』が11日に行われたが、そこである選手が大きな拳でライバル選手を殴ってしまったのだ。
英グレーター・マンチェスターの「Old Trafford」で11日、7万人という超満員の観衆が声援する中、今年の優勝チームを決める『Super League Grand Final 2014』が開催された。しかしその試合中、ウィガンの血気盛んな選手がセントヘレンズの選手を拳でパンチ。すでに正式な謝罪表明があったが、お茶の間では幼い子を含む数百万人がテレビに釘づけというスポーツ界の超ビッグイベントであっただけに、許しがたいその行いには「後味が悪い」との声が集中している。
11日には『ShivDes357』さんがその映像をYouTubeに投稿。青いユニフォームを着たウィガン・ウォリアーズのベン・フラワー選手(26)が、セントヘレンズのランス・ホハイア選手の体を地面に押し倒し、右手に作った拳を勢いよくホアイア選手の左目付近に振り下していることがわかる。猛々しいスポーツとはいえ、トップアスリートとしてのプライドやライバル選手への敬意に欠いた行動だとして批判の声が集中し、本人もほどなく「つい感情的になってしまったことを猛省しています」と謝罪を発表。フラワー選手にはレッドカードが示されて退場となり、試合は14-6でセントヘレンズが今年の覇者に決定。ホハイア選手も痛みをこらえて満面の笑みをみせてくれた。
※ 画像はYouTubeのサムネイル
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)