一般人でも知恵と意欲と根気さえあれば、ハロウィン向けのお化けカボチャを栽培することが可能。米インディアナ州在住の男性が育てたなんともビッグなお化けカボチャは、最も大きなもので重さが618kgもあるという。
米インディアナ州のメディア『wane.com』が、同州ノーブル郡在住の釣りと狩猟を趣味とするキース・エドワーズさんという一般の男性が栽培した巨大なお化けカボチャを紹介し、話題を呼んでいる。エドワーズさん宅の前に並べられたおなじみ「ハロウィン」向けの7つのカボチャ。重さの合計は3,175kgにもおよび、最大のものは618kg、最小のものでも362kgあるという。
「Atlantic Giant」という品種を小さな容器に種を植えることから始まり、ここ4か月間、毎日2~3時間をかけて世話をしてきたエドワーズさん。特に害虫駆除には注意を払ったという。実はエドワーズさん、デヴィッド・キースターさんという親友に教えられてお化けカボチャを作るようになってまだたったの4年、初めての作品は75kgであったとのこと。「人の言葉に素直に耳を傾け、そういう仲間と楽しいライバル関係を保つことが大事ですね」と話している。
多くの農作物がそうであるように、カボチャも同じ場所で繰り返し栽培すると「連作障害」といって病気や害虫の影響を受けやすく、育ちにくくなる。そのため本格的なカボチャ栽培を始めるのであれば、新たなに広大な土地を購入する必要があるという。だがいずれはインディアナ州のカボチャ栽培者で組織される「Indiana Pumpkin Growers Association」という協会の会員になり、自慢の巨大お化けカボチャを品評会に出品し、賞金を狙ってみたいとのこと。「過去の世界記録はスイスの農家が育てた952kgのカボチャです。まだまだですよ」と実に意欲的だ。
※ 画像はwane.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)