米ニュージャージー州でこのほど、空から突然降ってきたほぼ正方形の重いタイルがある工場の敷地に落下した。宇宙ゴミ、まさかのスペースシャトルの部品かと大騒ぎになっている。
米ニュージャージー州のシコーカスにある「Secaucus Treatment Works」という工場。そこで働くビクター・サッパさんは8日、何かが空から降ってきたことに気づいた。恐るおそる手に取ってみたそれはセラミック、金属、ゴム様の層からなる12.7cm四方のタイルであった。宇宙ゴミか、それとも…!?
ニューヨークの『NBC4』に、「私たち作業員はそこから7.6メートルほど離れたところにいました。直撃を受けていたらひとたまりもなかったでしょう。上空を見上げても飛行機は見当たらず、このタイルは宇宙から落ちてきたのかもしれません」と語ったサッパさん。空からのものだと確信する理由として、それが工場内のコンクリート製タンクの周囲に設置してある手すりにガツンと衝突し、それから地面に落ちたことを挙げている。
その後、タイルは調査のためアメリカ連邦航空局(Federal Aviation Administration)に預けられたが、インターネットで調べようとしたのはサッパさんの上司であるスティーヴン・ブロノウィッチさん。「スペースシャトルの機体の表面を覆う素材と似ていると感じました」というが、そのシャトルは3年前に帰還しており真実はいまだ判明していないという。
※ 画像はnbclosangeles.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)