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米カリフォルニア州で18日、LCCのジェットブルー航空機が上空でエンジントラブルを起こし、ロングビーチ空港に引き返すという事態が発生した。乗客が緊迫した機内の映像をYouTubeに投稿し、話題となっている。
米国の18日、カリフォルニア州ロングビーチ発テキサス州オースティン行きのジェットブルー航空(JetBlue Airways 設立:1999年 本社:ニューヨーク州)1416便が上空でエンジンのオーバーヒートに見舞われ、ロングビーチ空港への引き返しを試みた。すべての乗客乗員が着席を命じられ酸素マスクを着用。10~15 秒もすると機内には異臭を伴う白い煙が充満。そんな緊迫した機内の映像がYouTubeに投稿されていたことが分かった。
米メディア『theblaze.com』が伝えているところによれば、その飛行機には142名の乗客と5名の乗務員がいた。乗客のひとりで、新婚の妻と義両親のもとに向かっていたというディーン・デルボーさんは、恐怖心に負けまいと陽気なポップスをガンガンかけていたとし、10分間にわたるその後の飛行は振動や揺れを伴う非常に不安定なものであったことを漏らしている。
こちらは18日、『scottfwelch』さんが、“Jetblue flight 1416 9/18/2014”というタイトルで投稿したその動画である。無事着陸となったその飛行機には医療スタッフが駆け付けたが、幸いなことに酷い負傷や体調不良を訴えた人はいないという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)