なぜ「あいにくご注文の品を切らしております」と告げ、代替品を手配する前に顧客の希望を聞こうとしないのであろうか。英大手スーパー「テスコ」の欠品対応があまりにも手抜きだと話題になっている。
英クロイドン・ロンドン特別区に暮らすジョン・グッジャーさんは、大手スーパーマーケット「テスコ(Tesco)」のオンラインショッピングを利用する顧客である。だが品切れを起こした時の彼らの対応にひどく面食らってしまったことを、その利用明細票の写真を添えてTwitterで暴露した。
グッジャーさんはテスコより届いたケースを開けた途端、生臭いニオイがすることに驚いた。なんと注文もしていないタコが1匹入っていたのだ。いくつかの品を注文した中で、380g入り260円というクルミパンが品切れとなったために、代替品としてタコを送ると明細票には書かれていた。テスコは欠品に関しては代替品を手配するという制度をとっているが、過去には睡眠前に飲むお茶が品切れで、代わりにトワイニング・アウェイクという眠気覚まし用の紅茶が送られてきた例もあったようだ。
希望の品が切れている際、お詫びの印に顧客には同等かそれよりやや高値の品を送り、願わくば喜んでもらおうという店の姿勢はありがたい。だが相手の好き嫌いも確認せず、食品としてまったく種類の異なる生モノを送りつけるなどもってのほか。鮮魚コーナーで売れ残っている品を早く処分しようとでも思ったのであろうか、顧客にもタコにも失礼な話である。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)