南アフリカのハウテン州プレトリア北部にあるガランクワの「Rabboni Centre」。かつて、教祖のレゼゴ・ダニエル氏が「神に近づくため」と信者たちに草を食べさせて話題になったが、今回は集会にてなんとガソリンが登場した。
今年1月の集会にて、「神に近づくためには草を食べなさい」と言い放ったレゼゴ・ダニエル氏。それを受けた信者たちは地面に伏せ、草を食む姿が物議を醸していた。
だが、このダニエル氏の怪しげな教義は続いていたようだ。9月22日、YouTubeに“Rabboni Ministries – Lesego Daniel – Congregants drink petrol and say it tastes like pineapple juice”というタイトルで配信された動画によると、ダニエル氏は「ガソリンをパイナップルジュースに変える」と宣言。集会に集まった何百人もの信者の前で、まずはペットボトルに入っていた黄色い液体を洗面器に流し火をつける。燃える炎を見せて、本当のガソリンであることを証明した。そしてダニエル氏は「パイナップルジュースに変わった」と言い、ある男性がペットボトルに入った液体を一口飲む。彼は多少むせながらも「ニオイは強いが、大丈夫だ」と答えた。
その後トランス状態になった女性がフラフラと現れ、ダニエル氏は彼女の口にガソリンを注ぐ。さらに女性たちが次々に現れると、最後は奪い合うようにガソリンの入ったボトルを飲み干したのだ。ダニエル氏が信者たちに「おいしいか?」と尋ねると、「おいしい」「甘い」「もっと欲しい」などと答えている。中には倒れこんで動かなくなる者もいた。
ある健康ウェブサイトでは、ガソリンは非常に危険であり腹痛や視界不良だけでなく、意識の混濁、痙攣などを引き起こすと書かれている。YouTube動画に登場する信者たちは、まさにその症状を見せていた。
※ 画像はthe-star.co.keのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)