アカデミー賞監督賞を獲得したこともある、ハリウッド映画界の重鎮クリント・イーストウッド監督(84)。その監督がメガホンをとった話題の映画『ジャージー・ボーイズ』が、間もなく日本公開の日を迎える。
音楽界に不滅の伝説を打ち立てた4人組“ザ・フォー・シーズンズ”の真実の物語を描く『ジャージー・ボーイズ』の日本公開が、いよいよ迫ってきた。その中で、監督歴43年のクリント・イーストウッド監督が、“監督作品の中では初となるカメオ出演”を果たしている。しかし監督の登場の仕方は超意外。なんと“誰もが知るイーストウッド名作”のワンシーンが劇中ブラウン管テレビに流れるという。このカメオ出演につき、監督はこのように振り返っている。
「“ヒッチコック的シーン”だよね。ボブ・ゴーディオ役のエリック・バーゲンと話をしている中で出てきたアイデアだった。」
「一度、そのアイデアを頭から払いのけたが、女性スタッフに先手を打たれてしまって使用したんだよ。私は『まあいい、我慢しよう』とだけ言ったんだ。」
物語は、世界を席巻した“ザ・フォー・シーズンズ”の友情と夢、栄光と挫折、そして再生の実話を、同じ時代を生きてきたイーストウッド監督が生き生きと描き出す傑作だ。また世界中のアーティストたちにカバーされる不朽の名曲「君の瞳に恋してる」誕生の裏に隠された切ない感動のドラマも本作品の見どころのひとつ。イーストウッド監督が描く名曲の真実と心に響く言葉の数々に、日本のファンも心を打たれるにちがいない。
9月27日(土)、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー。
オフィシャルサイト http://www.Jerseyboys.jp
配給 ワーナー・ブラザース映画
(c)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC ENTERTAINMENT
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)