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writer : shiina

【海外発!Breaking News】猫97匹の死骸が冷凍庫に! 55歳男の自宅から発見される。(米)

今月10日、フロリダ州レイク・ワースに住む55歳の男の自宅が警察によって家宅捜索された。男は児童ポルノ所持の疑いにより家宅捜索を受けたのだが、冷凍庫から100匹近い猫の死骸が見つかったことで騒動を巻き起こしている。

男の家には4台の冷凍庫が設置されており、その扉を開けた警察官の目に飛び込んできたのは何十匹もの猫の死骸であった。後の調べで、冷凍庫には合計97匹の猫の死骸が詰め込まれていたことが判明。ほとんどが食品用のラップフィルムあるいはアルミホイルで包まれており、その上には墓碑に刻まれるようなメッセージが書かれてあったそうだ。

さらにこの男は、35匹の猫を飼っていた。しかし、家の周りで放し飼いのようにされており常に多くの猫がうろついていたため、近所の住民らは「何匹の猫が飼われているのかさっぱり分からない」「まるで猫屋敷のようだ」と噂していたという。

猫の多くは呼吸器や皮膚に問題があり、またトイレがきちんと処理されていなかったことから家の中は異臭が酷く、警察官はマスクを着用しなくては仕事にならないほどであった。こうした状況から現地の動物保護協会の係員は、男が猫の世話をほとんど行っていなかったことは明らかであり、猫たちにとって今までの環境は当然理想的なものではないと話している。

なぜ猫の死骸を男が冷凍庫に保管していたのかは未だ分かっていないが、恐らくネコが死んでしまった後も死骸を手放したくなかったのではないかと推測されている。そうした奇妙な愛情からなのか、男はこの先35匹の猫と離ればなれに暮らすことを断固として拒否している。裁判所は今後30日以内に、男が猫たちとともに生活して行くことができるかどうかを決定しなければならないという。

※ 画像はsun-sentinel.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)