すっぴん美人とはよく言ったもので、そもそも素顔が綺麗な女性は化粧をせずとも美しい。“すっぴん美肌づくりのプロフェッショナル”4名が「すっぴん美人」になるための極意を伝授するイベントが開催された。会場には、「すっぴん美人」の秘密を知りたい女子が大勢詰めかけた。
27日東京・丸の内にて、すっぴん美肌づくりのお作法と楽しみ方を広める「日本すっぴん協会」が、設立2周年を記念し「日本すっぴん協会2周年記念女子会SUNDAY BEAUTY LUNCH TIME」を開催した。ゲストにはモデル・プロデューサーの菅野結以、スパルタ美人整体師・朝井麗華、美人臨床心理士・山名裕子、モデル・日本ロリータ協会会長の青木美沙子が登壇。司会は日本すっぴん協会会長の岡本静香が務めた。
まず菅野と青木の対談からイベントがスタート。すっぴん美肌について自身が提唱する「赤ちゃん肌(菅野)」、「2.5次元肌(青木)」や美肌でいる秘訣について語った。菅野は「睡眠を削ってでもスキンケアをしっかりやって寝ることに重点をおいている」という。「高いクリームを使わず水分(化粧水)でスパルタ化粧水(安い化粧水で滝のように化粧水を浴びるようにスキンケアをすること)で肌を甘やかさないようにしている」と独自のスキンケアを明かした。ロリータ協会の会長らしくロリータ衣装で登場した青木は、「2次元と3次元の間の肌、お人形さんのような血色がないほど白く、毛穴もない陶器のような肌になるよう心掛けている」そうだ。「日傘をこまめにする」というのもポイントだという。
次に心の専門家である臨床心理士の山名裕子が登壇した。「考え方を少し修正することで日常生活が楽しくなる」カウンセリングを行っているという。「恋してキレイになる人・モテる人の秘密って?」をテーマに恋をすると分泌されるホルモン(ドーパミン、PEA、オキシトシン)や、モテる女性は笑顔を絶やさないという笑顔の大切さについてなど綺麗になるコツを語った。恋愛をしていなくても“妄想”でもホルモンは分泌されるというから、試す価値はありそうだ。
最後にスパルタ美人整体師・朝井麗華が登場し、東洋医学に基づいた美の秘訣「気・血・水」の循環の大切さを伝授した。一般客の一人に、顔の幅、口角の位置がその場で変わるツボ押しを実践した。日々、ツボを押すことで肌の悩みなど改善されるというからこちらも実践したい。
イベントに参加した女の子たちは、瞬きも忘れて美の伝道師たちの話に聞き入っていた。「美容というのは人それぞれで、これが正解というのはない。それぞれやり方、使い方が違うのを見て欲しい」と語った日本すっぴん協会会長の岡本静香の言葉に今回のイベントの意味が集約されていた。自分にあった美容法を見つけ、日々実践することがすっぴん美人への第一歩ということか。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)