現在はソロアーティストとして大活躍するジャスティン・ティンバーレイクも、元はボーイ・バンド出身。そんな彼が超人気バンドの活動を停止し、ソロへ転身した思いをインタビューで明かした。
90年代に人気が過熱したボーイ・バンドブーム。中でも「バックストリート・ボーイズ」と人気を二分した「イン・シンク」は現在活動休止中ながら、なお再結成が期待されるほどのバンドである。そんな「イン・シンク」のリードボーカルを務め、トップの人気を誇っていたジャスティン・ティンバーレイク。このたび彼がTV番組『Oprah’s Master Class』にて、バンドを辞めた時の心境を語った。
「毎日、目が覚めるたびに(バンドを)早く抜け出さなくてはと思っていた。」
「自分の手でミュージシャンになるために、自分ひとりで。」
14歳からグループで活動を始め、21歳で離れたジャスティン。若かったために、周りは「どうして抜け出すのか? 世界一のバンドなのに」と反対したという。
しかし、それでも彼の決意は揺るがなかったようだ。
「バンドを離れたのは、今までの人生の中で最高で最悪の出来事さ。」
「ほろ苦い経験だね。別れを言うのは辛かったけど、変化を感じていたんだ。音楽の変化、そして自分自身の変化をね。」
さらにソロに転身してから発表し、大ヒットとなった『SexyBack』。これも実は発売にあたって周囲が大反対していたことも明かしたジャスティン。周りに流されず、自分の感覚と意思を貫いたことが成功した秘訣のようだ。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)