今年、不仲を噂されていた異父妹が突然死去するという悲劇に見舞われた米女優ジュリア・ロバーツ（46）。そのジュリアが妹の死から数週間後にその苦しい心境を吐露していたことが分かった。

ジュリア・ロバーツの母は、ジュリアの実父と離婚後に再婚。そして誕生したナンシーさんは昨年、「姉ジュリアに肥満体を批判された」「その後胃バイパス手術を受け大幅減量に成功した」とメディアに明かし、「一晩でジュリアとの関係を修復するのは無理です」と苦い胸中を語っていた。

そんなナンシーさんが、今年に入り急死。死因は薬物の過剰摂取とみられているが、遺書にはジュリアへの恨みが書き連ねてあったという報道もあり、その突然の悲劇にジュリアも大変なショックを受けたようだ。その死からわずか数週後に行われた『WSJ.』誌インタビューで、ジュリアはこう語っている。

「胸が張り裂けるような思いよ。」
「まだ20日しか経っていないの。」
「この20日間に私たちが経験した思いは説明しようもないのよ。」

また“とにかく前を向いていくしかない”と語ったジュリアは、妹の急死を受けての思いをこう説明している。

「誰にも酷いことが起こらなければいいのに…。でも本当に多くの悲惨で解釈しがたいことがこの世界では起きてしまう。」
「でも家族で切り抜けるしかないのよ。」

ジュリアのように女優になることを夢見ていたというナンシーさん。しかしその夢が叶う前に、また姉との関係を完全に修復する前に、その命は永遠に絶たれてしまった。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）