映画『Dom Hemingway(原題)』に出演するにあたり、10キロ近く体重を増やした英俳優ジュード・ロウ(41)。その驚異の暴飲暴食ぶりを目の当たりにした同映画のリチャード・シェパード監督は、「頼むから倒れないで」と彼の体調を心配しつつ撮影を進めたという。
すっきりと細身の人気俳優ジュード・ロウが、映画『Dom Hemingway』に出演するにあたり驚くべき暴飲暴食に励んだそうだ。役作りのためにジュードが増やした体重は9キロ超。その時の様子を、ジュードはこう語っている。
「ああいう食生活を止めるのは、結構辛かった。」
「僕は、(太るために)何でも食べていたから。アイスクリームやバーガー類、体に悪いものは何でも食べたよ。」
また、同映画でメガホンをとったリチャード・シェパード監督は、その時のことをこのように振り返った。
「ジュードは1日にソーダを10杯飲んだりしていた。ノンアルコールのビールもね。最悪だったよ。それから喫煙のせいで顔色も悪くなっていたね。」
「僕はこんな風に願っていたんだ。『ああ、お願いだ。どうか撮影が終わるまでは心臓発作を起こさないでくれ』ってね。」
監督はジュードの体をはっての役作りに感謝しつつ、その身を真剣に心配する日々だったという。
役作りのために、大幅増量や驚異の減量などをこなす役者たち。このような体重の増減が体に与えるダメージは大きいというが、それでも俳優たちは映画の撮影にまさに命がけで挑んでいるのだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)