1978年よりショービズ界での活動を始め、39歳の今に至るまで数々の映画に出演してきた女優ドリュー・バリモア。そのドリューがスティーヴン・スピルバーグ監督より得た名アドバイスを告白、「それが全てを変えてくれたの」と振り返っている。
幼い頃に子役デビューを果たし、スティーヴン・スピルバーグ監督がメガホンをとった大ヒット映画『E.T.』への出演により天才子役の名をほしいままにしたドリュー・バリモア。今では押しも押されもせぬトップ女優のひとりとして活躍しているが、その陰にはスピルバーグ監督より受けた素晴らしいアドバイスがあったもようだ。このほど『ニューヨーク・タイムズ』紙の取材を受けたドリューは、そこでこのように語っている。
「スティーヴンには、こんな風に言われたの。『自分に与えられたキャラクターを演じるんじゃない。そのキャラクターになるんだよ』って。」
「私は演技が上手ではないの」とも言うドリューは、さらに話を続けた。
「演技をしていると、フェイクだし嫌な気分になることも。でも与えられたキャラクターをリサーチして自分と関係あることにしてしまえば、そのキャラクターになりきることができるわ。そうすればもうフェイクではなくなるの。」
この知識をわずか6歳にして監督に与えられたドリューは、「監督のアドバイス無しで(女優として)成功できたかどうか、分からない。だって、あのアドバイスに私は本当に救われたんだから」と監督の指導を絶賛している。ちなみに今でも監督を慕っているドリューは、産後のパパラッチ対策などについても「監督にアドバイスを求めた」と過去に語っていた。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)