アイルランド発の超人気バンド「U2」。そのフロントマンとして長年活躍しているボノ(53)にとって、愛用のベッドは欠かせないもののようだ。このほど英メディアの取材に応じたツアーマネージャーが、ボノの驚きのリクエストについて面白い発言をしている。
ツアーでの宿泊先にて、食事、寝室、室温、アメニティグッズなどにやたらと注文をつけるアーティストは多い。しかし「U2」のボノ級になると、桁外れな要求を出してもあっさりとスタッフに受け入れてもらえるようだ。このほどツアーマネージャー、スチュアート・ロス氏(Stuart Ross)は英メディアの取材を受け、ボノのあるとんでもない要求をこう語った。
「前回のツアーで、ボノのベッドをホテルからホテルへと車で運ぶ仕事をしていた人を知っているよ。」
「ボノは毎晩自分のベッドで眠りたがったんだ。」
だがこれには理由があり、ボノの背中の状態がここ数年かなり悪化しているためのようだ。数年前にボノは悪化した背中を治すべく手術を受け、その結果イングランドでのパフォーマンスをキャンセルするという大変な事態に。それだけに今も眠る際には背中に優しい自分のベッドが必要といい、ツアーで訪問する先々にもそれを運ばせて仕事に励んでいるのだ。数日おきに重く大きなベッドをホテルから運び出し、それを次の宿泊先に搬入する。その重労働を任された人の背中も心配である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)