イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】トム・クルーズに脚本家が高額訴訟。『ミッション:インポッシブル』は盗作だった? 

主演映画『ミッション:インポッシブル』の脚本の著作権をめぐり、トム・クルーズと配給元のパラマウント・ピクチャーズほかが、このほどある脚本家により訴えられた。損害賠償請求額はなんと10億ドルにものぼるという。

俳優トム・クルーズ(51)がピンチに立たされている。主演のほか制作にも携わった2011年12月公開の大ヒット・スパイアクション映画、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の脚本について、ティモシー・パトリック・マクラナハンという名の脚本家の男性から訴えられていたのだ。

マクラナハン氏は1998年に、『Head On』というタイトルで同映画とほぼ同じストーリーの脚本を書いてU.S. Copyright Office(米国著作権局)に登録を済ませていたとし、その著作権を侵害されたとして昨年12月にトム、配給元のパラマウント・ピクチャーズ、制作会社のスカイダンス・プロダクションズ、クルーズ/ワーグナー・プロダクションズほかを相手取って、10億ドル(約1,014億円)もの損害賠償を請求したいとして訴えを起こした。

この驚くような額は映画の制作費が147億円、世界的な興行収入が704億円ほどであったと公表されていることを考えると大変な数字だが、マクラナハン氏はDVDの売り上げやレンタルにおける収入を含めれば当然だと考えているとのこと。なお『Head On』の脚本が流出した経緯については、その脚本をハリウッド・エージェントの「ウィリアム・モリス・エージェンシー」に持ち込んで却下されたが、その内容のみがトムが所属するエージェントの「CAA」に持ち込まれたのではないかとマクラナハン氏は疑っているもようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)