ハリウッド映画界の中でも、トップ女優のひとりと言われるリース・ウィザースプーン(37)。しかし医療関係の仕事に携わる両親に育てられたリースは、「私もいつかは医師になる身」と信じて育ったそうだ。そんなリースが、なぜトップ女優への道を歩むことになったのか。
リース・ウィザースプーンが演技を始めたのは、10代だった頃。その後、数々の役をオファーされるようになったリースは、徐々に演技にのめりこむように。このほどロサンゼルスにて開催されたコンファレンスに出席したリースは、以下のように当時を振り返っている。
「コマーシャルの仕事を始めたのは12歳の時。ある日、新聞に『映画に出演したくありませんか?』という広告が載っていて。私は『もちろんよ、出てみたいわ!』という気持ちになったの。」
しかし両親は医療関係の仕事に従事しているため、子供の頃のリースは医師になるつもりだったという。
「自分は医者になると確信していたわ。なのに違う可能性が浮上したというわけ。」
両親はリースがショービズの世界で働くことを、夏期に限り許可してくれたそうだ。また当時、両親は「カリフォルニアへの引越しはダメ、あそこはクレイジーな人間ばかりだから」と移動を禁じていたというが、その後リースはカリフォルニア州の名門スタンフォード大学に進学。さらに女優業で多忙を極めるようになり、大学を退学している。医師になるはずだったリースの人生を、偶然見た広告と演技の魅力がすっかり変えてしまったようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)