南米発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【南米発!Breaking News】頭が2つ! メキシコで結合双生のコククジラを発見。

2011年4月にフロリダ湾で“双頭”のオオメジロザメが発見されて大変な話題になったが、メキシコ西部のバハ・カリフォルニア半島ではこのほど“双頭”のコククジラが発見された。こうした結合双生したケースは海の生き物においても稀にあるようだ。

米カリフォルニア州サンディエゴから500kmほど南下した、メキシコのバハ・カリフォルニア半島にあるオホ・デ・リエブレ湖から、このほど体は1つ、頭は2つ、尾びれは2本というコククジラが見つかり、あまりにも珍しいとして国立自然保護区委員会(CONANP)の関係者らを驚かせている。

バハ・カリフォルニア半島の中央部のあたりは、冬にコククジラが移動してくる暖かい海域として有名。体長3~5mの赤ちゃんが何百と誕生して平均15mほどに成長するが、その双頭クジラの体長は約2mであったことから、これは自然流産となった赤ちゃんで母クジラもすでに死んでいるとみられている。またクジラの死骸については専門家が体の構造から双頭となった原因などについて調べている

2011年4月には、双頭のオオメジロザメが米フロリダ沖で発見されて話題になった。こちらはメスのオオメジロザメが捕らえられ、漁師が腹を切り開いたところで発見されたが、その後に息絶えていた。

※ 画像はtheprovince.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)