大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズで活躍したポール・ウォーカー(享年40)は、2013年11月30日に友人がハンドルを握る車に乗って事故死した。これに大変なショックを受けた共演者タイリース・ギブソン(35)は、事故現場を訪れ号泣。その後も落ち込み方が酷かったというが、最近になってようやく立ち直れたという。
2013年11月30日に、俳優ポール・ウォーカーの乗った車が木と街灯柱に猛スピードで衝突。それが原因で重傷を負ったポールは、直後の車両炎上による大火傷もあり絶命した。
その死に『ワイルド・スピード』シリーズの共演者タイリース・ギブソンはショックを受け、かつてないほど酷く落ち込んだという。13日、トーク番組『The Arsenio Hall Show』に出演したタイリースは、そこで事故後の様子を伏し目がちにこう振り返っている。
「あの事故の4日前にはポールと一緒にいた。撮影現場でね…。あの事故は、家族や僕ら関係者にとって衝撃的な出来事だった。心に傷を負ってしまって。ポールは本当に良い人だったんだ。」
「(ポールの死は)ものすごく悲しくて、落ち込んでしまったよ。」
しかしようやく立ち直ったタイリースは、以下のように力強く語りファンを安心させている。
「こう思うと微笑むことができた。つまり、僕はポールが泣く姿を見たこともない。ポールが悲しむ姿もね。ポールはいつもエネルギーに満ちていた。だからこの僕が泣き悲しんで落ち込む意味はないってね。」
『ワイルド・スピード』最新作は、脚本に手を加えるなどして撮影を続行することが決定。公開は2015年になるといい、ファンはポールが愛した作品の完成を心待ちにしている。ポールと撮ったこの写真を1月8日にインスタグラムにて公開したタイリースは、そこにこのようなメッセージを添えた。
「僕はまた微笑むことができる。それを君が知れば誇りに思ってくれるだろうね。君の家族、そしてお嬢さんのために神様にお祈りしたよ。」
「僕たちは、君を誇りに思わせてみせる。そう誇りにね…。」
※画像は『instagram.com/tyrese』より
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)