10代の頃にレコード・レーベルと契約し、以来ミュージシャンとして華々しい活躍を続けてきたKE$HA(26)。しかしKE$HAはいつしか摂食障害を患うようになり、その克服を目的として今月初めにリハビリ施設へ入所している。その「摂食障害の引き金になった」と言われる関係者たちの“イジメ行為”について、このほどKE$HAの母がメディアに暴露した。
かつては太り気味であったKE$HAも、最近ではずいぶん痩せていた。しかしその背景には重い摂食障害があったらしく、KE$HAは治療のためにリハビリ施設への入所を済ませている。
そんなKE$HAの母がこのほど米誌『People』の取材を受け、「関係者たちのせいで娘は自殺まで考えた」として以下のように語ったのだ。
「ある日、電話で話し合いをしていたときのこと。元マネージャーがこんな風に声を荒らげていたわ。『体重を落とせ! どんな方法でも構わない。ドラッグ、絶食、嘔吐でもな!』って。」
「娘は泣いていた。その後、車であちこち運転しながら自殺を考えていたのよ。」
またプロデューサーもKE$HAの体型が気に入らなかったらしく、嫌味な言い方でダイエットを迫ったそうだ。
「ええ、彼は『走ってみたら?』なんて言い方をしていたわね。」
「娘は何でも試してみたの。でも痩せなくて…。」
このような経緯から今度は過食傾向になり、昨年秋よりKE$HAの体調はずいぶん悪くなったという。ついに医師から「ステージで倒れなかったのは奇跡」とまで言われたといい、体調悪化は深刻だったようだ。
しかし、批判された元マネージャーとプロデューサーはこれらの主張を完全に否定。プロデューサーは「KE$HAが回復に向け努力している時期に、KE$HAの母親がメディアにこういった発言をするとは残念です」といった声明を発表している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)