11月30日に、友人が運転する車に乗り込んだ映画『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカー(享年40)。しかし車は事故を起こして大炎上。ポールと友人は共に帰らぬ人となり、ファン、関係者、そして家族は今も悲しみに暮れている。そんな中、映画で共演した俳優ヴィン・ディーゼル(46)はポールの遺族を訪問。到着するなり泣き崩れてしまい、ポールの母に慰められたという。
先日、俳優ヴィン・ディーゼルはポール・ウォーカーの事故死現場を訪問し、そこに集い涙する多くのファンにお礼の言葉を述べた。そのヴィンが、このほどFacebookにてポール遺族との対面をこう振り返っている。
「(ポール訃報を)聞いたとき、俺はすぐに飛行機にとび乗ってカリフォルニアに行った。そのままポールの母親の家に向かったよ。」
これは遺族に寄り添い力になりたいという一心での行為だったそうだが、ヴィンは到着するなり泣き崩れてしまったという。
「俺はこんな風に思っていたんだ。遺族には俺の強さが必要なんだって。でも俺は遺族の目の前で号泣してしまった。支えが必要だったのは、俺のほうだった。」
そんなヴィンをポールの母親はギュッと抱きしめ、「本当に気の毒に…」と声をかけてくれたそうだ。
「俺はこう返したよ。“気の毒にって? 息子さんを亡くされた母親はアナタなのに”って。するとポールのお母さんは“でもあなたは大事な仲間を失ってしまったんだから”と言ってくださった。」
『ワイルド・スピード』最新作の撮影は、ポールの死を受けて中断された。会社側はいくつかの選択肢を検討中というが、メガホンをとっているジェームズ・ワン監督は、一部メディアの取材に対して映画を捨てる気はないと明かしている。
※画像は、『facebook.com/VinDiesel』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)