かねてよりサイエントロジーに傾倒し、最大の広告塔とも言われているトム・クルーズ(51)。そんなトムをかつてパブリシスト(広報担当)としてサポートしていた女性が、「トムに頭を冷やすよう言ったことがある」と暴露した。
このほどトム・クルーズのパブリシストを務めたことのあるパット・キングスレー(Pat Kingsley)さんが『ハリウッド・リポーター』誌のインタビューに応じ、そこでトムとの絆がいかに深かったかをまずはこう語っている。
「お互いに信用しあっていたわ。」
「彼はとても楽しい人だった。思いやりもあったし。私の娘の誕生日まで覚えていてくれて、結婚式にも来てくれたの。」
しかしトムはサイエントロジーに傾倒し、信仰をオープンに話すことを望み出したという。当時、トムは映画『ラストサムライ』(2003年)のプロモーション中。そんな中、サイエントロジーについてトムが公の場で話すことを懸念したキングスレーさんのとった行動とは…?
「トムと話し合いをしたわ。頭を冷やすようにってね。」
「トムにはこう伝えたの。『サイエントロジーは良しとしても、(映画のプロモーションツアーを)サイエントロジーのためにやりたいって言うの? でもこのツアーのスポンサーはワーナー・ブラザーズなのよ』って。」
そのときはYesともNoとも答えなかったトムは、欧州ツアーにてサイエントロジーに言及することは控えたとのこと。その後キングスレーさんとトムの望む方向性に相違が生じタッグを解消しているが、キングスレーさんはトムに対して悪い印象は「一切無い」という。それどころかトムの人柄を褒め、「彼は王子様のような人だったわ」と懐かしんでいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)