大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズで人気を博した俳優ポール・ウォーカーが、11月30日にわずか40歳にして車の事故で他界した。その知らせを受けた共演俳優ヴィン・ディーゼル(46)は、すぐに飛行機でカリフォルニアへ。事故現場を訪問したヴィンは嘆き悲しむファンに声をかけたほか、ポールの母を訪問し泣き崩れたという。しかし米メディアはポールとヴィンがかつて不仲だったと報道、それに2人のファンは大きなショックを受けている。
ポール・ウォーカーの死に大変な衝撃を受け、ポールの遺族に寄り添おうと実家に飛んだヴィン・ディーゼル。それだけにポールとヴィンが無二の親友同士であった印象が強いが、撮影現場の2人はぶつかり合うこともあったようだ。映画撮影当時の2人の様子につき、“ポールの友人”という情報筋は一部メディアに以下のようにコメントしている。
「ポールは現場で親しい間柄の人が数人いましたね。でもそれはカメラマン、スタントマン、プロダクション関係者たちです。」
「ヴィンと不仲であることは、映画シリーズのことを考えて、伏せていましたね。でもカメラが回っていないときにはポールはヴィンを避けていたのです。」
人気俳優2人の間に亀裂が生じていた可能性もゼロではなさそうだが、それでもヴィンはポールを「brother」と呼ぶほど大事に想っていたようだ。そんなヴィンにつき「仲が悪かったくせに」と陰口を叩いているポール関係者もいるというが、自分の死を嘆き家族に手を差し伸べてくれているヴィンにポールが憤っているわけはない。
ちなみに制作会社の発表を待つことなく「『ワイルド・スピード』最新作は2015年に公開になる」と明かしたのもヴィンであった。「ポールも君たちファンに一番に聞いてほしかったと思う」とその理由を明かしたヴィンは、撮影半ばにして逝った友の遺志を継ぎ映画完成に向け動いている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)