11月30日に、友人の運転する車に乗り込み事故死した映画『ワイルド・スピード』の人気俳優ポール・ウォーカー(享年40)。その突然の死を悼み多くの関係者とファンが悲しみに暮れる中、ポールの死を利用し金儲けしようとする不届き者が現れた。
大変な車好きだったポール・ウォーカーは、11月30日に友人がハンドルを握る車に乗り込んだ。しかしほどなくして車は電灯と木に激突、直後に大炎上し友人とポールは帰らぬ人となった。
その後、事故死の現場に多くのファンが集結。『ワイルド・スピード』で共演した俳優らも訪れポールの死に涙する中、ある人物が車の大炎上で黒焦げになった現場周辺の木の樹皮を勝手に持ち去った。その欠片6個を同人物はオークションサイト“eBay”に出品、1個につき最低でも100ドル(1万円超)の支払いを求め、世界中のポールファンに猛バッシングを浴びた。
これに恐れをなしたのか、この人物はすぐさま出品をキャンセル。その後取材に応じて、このように語っている。
「ポールさんのご遺族、友人の皆さん、ファンの皆さんに謝罪したいと思います。樹皮を出品したとき、そのせいで皆さんにどれほどのショックを与えてしまうか、自分には分かりませんでした。」
事故発生後には大破した車の一部を勝手に持ち去る者まで現れ、ついにはティーンが逮捕されたという報道もある。ポールの事故死の余波は、広がるばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)