ネコの鳴き声とはどんなものかと尋ねられれば、ほとんどの人が「ニャー」か「ニャン」、あるいは「ミャー」などと答えるのではないだろうか。しかし世の中には「アロー」と鳴いてくれるネコがいるというから驚きである。

11月6日、マーカス・ペニー（Marcus Penny）さんという男性が、『George Speaks.』とのタイトルを添えてYouTubeに投稿した動画が話題を呼んでいる。映像は、マーカスさんが飼っている1匹の可愛いネコがベッドの上を歩く様子を捉えたものだが、その音声にはとにかくビックリさせられる。

「ジョージ、ほら、“ハロー”って言ってごらん？　“ハロー”だろ？」

ネコのジョージ君に懸命にそう呼びかけるマーカスさん。最初はあまり乗り気には見えなかったジョージ君だが、突然マーカスさんに向かって「アロー」。その後もマーカスさんが繰り返す「ハロー」に、幾度も「アロー」と答える健気さが印象的である。

飼い主に訓練され、褒められたりごほうびをもらったりすることが大好きな犬と違い、ネコはなかなかしつけが大変。気まぐれで飼い主に懐かないと言われることも多い中、「アロー」と鳴きながらマーカスさんにすり寄ってくるジョージ君の可愛らしさは格別である。この動画はこれまでの猫に関する概念を変えてしまったのではないだろうか。

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）