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手塚治虫のライフワークと言われていた大河長編『火の鳥』。発表からながきに渡り愛されるストーリーマンガであるが、今回カラーページ・2色ページを含む<決定版>の刊行が株式会社小学館クリエイティブより発表された。
哲学的なテーマをストーリーマンガの形で描きだした、手塚マンガを代表する作品である『火の鳥』。「COM」「マンガ少年」「野性時代」と発表誌を変えながら描き継がれ、映画・アニメ・ラジオドラマと様々なメディア展開もされた永遠の命を持った名作が、発表当時の順番で蘇る。
今回刊行が発表された<決定版>は、初出時の順番のまま全12編を全11巻としてまとめ、角川書店の豪華版刊行時に新たに描かれたカラー原稿や「COM」連載時の2色ページなどを再現したもの。四六判セミハード仕様となっており、価格は1巻(黎明編)が本体950円(税別)。2巻以降は本体1700円(税別)。2013年11月27日より順次刊行するという。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)