イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】テイラー・スウィフトがバックステージに設けた空間「Club Red」とその願い。

10代の頃に酷いイジメを受け、苦しんだと告白したテイラー・スウィフト(23)は、その体験をバネにして若いファンたちの悩み克服の手助けをしたいと考えている。このほど『Top of the Pops』誌のインタビューに応じたテイラーが、具体的にどのような方法でファンに手を差し伸べているかを語った。そこで明らかになった“Club Red”とは。

中学生の頃に陰湿なイジメを受けたというテイラー・スウィフトは、かつて『Teen Vogue』誌にこのように語っていた。

「中学時代は辛かったわ。女子の人気者グループにバッサリ切り捨てられてしまったからよ。」
「私がクールでキレイじゃないと彼女たちに思われた。それだけで話しかけてもくれなくなったの。」

このような悲しい経験を持つテイラーは、今では自分のコンサートを観に来るファンと対面して話し合いをする時間をもうけているという。

「そう、ショーの後にランダムにファンを選ばせてもらうの。選ばれた子たちはバックステージに用意してある“Club Red”と呼ばれるテントにお招きする。35人から40人のファンと同席して、私はみんなにどのようなことが起きているのか話してもらっているわ。学校で意地悪をされていないか、自分だけがパーティに招待されないなんて経験をしていないかをね。」

テイラーは自分自身がそのような経験をしたからこそ、今度はアーティストとしてファンを助けてあげたいと言う。かつてシカゴで開催されたショーにて、テイラーはこのようなアドバイスをファンに送り感動させたことがある。

「意地悪な人を、私たちは変えられない。だから私たちが変えられることに集中したほうが良いと思うの。つまり自分の(イジメに対する)反応を変えるわけ。自分はこんな悲しい思いを誰かに経験させたりはしないって肝に銘じるのよ。」

ファン思いのテイラーらしい提言に、多くのファンや教育者、そして親たちが「その通りだ」と賛同している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)