歌姫マライア・キャリーの夫ニック・キャノンは、かねてより歌手カニエ・ウェストと親交がありそれなりの付き合いをしてきたという。しかし最近の“カニエ節”にニックは決して同意できないらしく、Twitterでカニエをたしなめた。
大変強気なカニエ・ウェストは、自身の音楽的才能を確信しそれをメディアにも公言してきた。最近では自分自身を褒め称えることが多く、英ラジオ番組では「今の俺はマイケル・ジャクソン以上の存在」と発言。また先日は人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演し、カニエは真顔でこのように語っていたのだ。
「この俺は、クリエイティブな天才ってやつだ。」
こういった発言がやまぬことに、かねてより付き合いのあるニック・キャノンは食傷気味。ついにはTwitterにてこのようにカニエを批判してしまった。
「俺はカニエのことを自分の兄貴みたいに思っている。初めからファンだったし友人でもあった。」
「でもなカニエ、ホンモノの天才は、周囲の人たちに“自分は天才だ”なんて言う必要はないんだ。」
その後ニックは自身のTwitterがハッキングされたことを明かしたものの、「でもカニエについてクレイジーな発言をしたのは、ハッカーじゃなくてこの俺さ(笑)」とコメントし、フォロワーを笑わせた。
ニックがカニエに対して苦言を呈したのは、ネットでカニエのインタビューを見た上での決断だったそうだ。ニックは「カニエに電話して言うべきことだったかも」と多少の後悔をにじませているが、フォロワーからはニックの勇気をたたえるメッセージが多く寄せられている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)