映画『恋のためらい/フランキーとジョニー』(1991年)や『アンカーウーマン』(1996年)など、数々の映画に主演してきた人気女優ミシェル・ファイファー(55)。そんなミシェルが今から30年以上も前に「カルトのメンバーになっていた」と自ら語り話題になっている。
米人気女優ミシェル・ファイファーは今月日本でも公開予定の映画『マラヴィータ(英原題:The Family)』にて俳優ロバート・デ・ニーロ(70)と共演、まだまだ第一線で活躍しているトップ女優のひとりだ。
そんなミシェルがこのほど英紙『The Sunday Telegraph』の取材に応じ、ハタチの頃知らず知らずのうちに「カルトのメンバーになっていた」と告白した。まだ駆け出しだった頃“パーソナルトレーナー”だと思っていたカップルと親交があったミシェルは、その当時につきこう語っている。
「すごく相手を支配しようとする人たちだったわ。2人と一緒に住んでいたワケではないの。でもしょっちゅう家に行っていたわ。それでも2人には“もっと来なくちゃ”と言われていたの。」
ちなみに2人の元を訪問している間、支払いは全てミシェルが担当。まだハリウッドに来て間もなかったために経済的にはかなり厳しかったという。また「日光や空気のみで生きる“ブリザリアン(Breatharian)と呼ばれる人々”こそ最も高貴な人達だ」と2人は語りミシェルに影響を与えたが、、ミシェルはほどなくして1人目の夫となった俳優ピーター・ホートン(60)に出会い運命が一転したという。
というのもホートンは偶然この時期にカルトをテーマにした映画で小さな役を得ていたとのこと。その役作りの段階でカルトについてリサーチをしたところ、この2人が信じているのはいわゆるカルトのようなものだと判明。「私もカルトに入っていたのね!」と悟り驚いたミシェルはすぐに2人との関係を断ったという。
このブリザリアンという生き方を欧米ではカルトと考える人が多く、それを実践する人の中には当然死者も出ていることから問題視されている。これにドップリ影響を受ける前に普通の生活に戻れたミシェルは、ビーガンと呼ばれる完全菜食主義者であることでも有名だ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)