2012年に、人気TVドラマ『glee/グリー』にダンス教師役で加わった女優ケイト・ハドソン(34)。しかし現場での雰囲気は常に良いわけではなかったといい、特にケイトとリア・ミシェル(27)の相性が悪く「リアと働くのはまるで悪夢」とケイトが言い捨てたとまで報じられた。しかし同ドラマで人気を博した俳優コリー・モンティス(享年31)の急逝後、迷うことなくリアに手を差し伸べたのはケイトだったという。
今年7月に、母国カナダのホテル室内にて急逝、帰らぬ人となってしまった俳優コリー・モンティス。その訃報を受け打ちのめされた恋人リア・ミシェルは震えが止まらず泣くばかりだったというが、そんな彼女を押し寄せる報道陣より守ったのは、『glee』でダンスクラスの教師を演じたケイト・ハドソンであった。
しかし実は今から約1年前、リアとケイトの不仲を関係者が明かしたとして大変な騒動が勃発。2人は撮影現場でも距離を保っていたともっぱらの噂だが、この共演を通し実は2人は絆を深めていたもよう。コリー急逝後に「ケイトに連絡した」というリアは、当時をこう振り返っている。
「ケイトに電話をしてこう言ったの。“どこに行けばいいのか分からない。自宅が報道陣に囲まれてるわ”って。」
そう嘆くばかりのリアに、ケイトはどんな言葉をかけたのか。
「ケイトはこう言ったの。“ウチに居てくれたらいいの”って。まるでどうってことないかのようにね。」
「ケイトは私の家族まで家に滞在させてくれた。友達もね。それに冷蔵庫には私の好きな飲み物が必ず入っているよう気を配ってくれたの。ケイトが私にしてくれたことに、感謝してもしきれない思いでいるわ。」
“宿敵”と報じられたこともある共演者にも支えられ、リアは少しずつ立ち直っている。その痩せゆく体を心配する声は相変わらず多いが、「コリーは私に人助けをしてもらいたいと思っているはず」というリアは前向きだ。『glee』という運命の作品に出演したことで、リアはその死後もなお心から愛することのできる男性、そして何があっても支えてくれる頼もしい友人達に恵まれたようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)