現在、「Believe Tour」の一環で南米でショーを開催している歌手ジャスティン・ビーバー(19)。先日はブラジルにてファン待望のショーを行うも、ショーの最中やオフの時間に続けていくつものトラブルが発生してしまった。なかでもジャスティンが建物の壁にグラフィティアートを描いた件では、警察がジャスティンの滞在していた家に向かうもすでに退去済み。しかし警察はジャスティンを起訴する方針を固め、最長1年の実刑もあり得るとの報道が浮上している。
このたびのブラジル訪問は、ジャスティン・ビーバー関係者にとっては苦悩の多いものになってしまった。その間には“売春宿”への訪問、美女お持ち帰り、ステージへのファン乱入、ジャスティン本人による違法グラフィティアート遊びなどいくつものスキャンダルが発生。特にジャスティンのグラフィティアートについては警察が動いたものの、本人はすでに滞在先を退去済みで会えなかったらしい。
その後「出国済みのジャスティンを警察も追わないだろう」と思われていたものの、ブラジルの警察はそう甘くはなかった。このほど警察はジャスティンを起訴すると決定。これによりジャスティンは罰金、もしくは最長1年の実刑を言い渡される可能性があるという。
ジャスティン側は「地元住民らのアドバイスを受け、その建物にグラフィティアートを描いた」と主張しているが、ジャスティンがスプレーを振り撒いたのは許可された壁ではなく近くのホテルの壁だったそうだ。しかし軽犯罪であるため実刑が言い渡される可能性は極めて低く、今回は罰金の支払いのみで許されるものとみているメディアが多い。
この写真はジャスティンがインスタグラムにアップしたものだが、壁の前での複数の写真のうちの1枚に以下のような言葉を添えている。
「俺がグラフィティアートを描いた場所は、全て許可してもらったところ。個人の地所にグラフィティアートを描くなんてすすめないね。俺はまだ下手だけど、グラフィティアートを楽しんでいるよ。」
ジャスティンの迷走はまだしばらく続きそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)