双子（4）を産んだ元妻との確執や派手な女性関係が話題の俳優チャーリー・シーン（48）だが、その心根はとても優しい。これまでにもたびたびチャリティに貢献してきたチャーリーが、今度は死期が迫るがん末期のファンを手厚くもてなした。

ヤンチャな面ばかりが目立つチャーリー・シーンも、実はとても優しくファン思いなセレブとしても知られている。そんなチャーリーの大ファンというマリオン（Marion Minchuk）さんは、「チャーリーと一緒に時間を過ごしてみたい」と切望していた。しかし、がんを患うマリオンさんの余命は約1か月。このままではチャーリーに会えないと焦ったマリオンさんは、チャーリー関係者に連絡し「死ぬ前に会いたい」と懇願した。

それを知ったチャーリーは、アリゾナで暮らすマリオンさんをロサンゼルスの自宅に招待することを決意。マリオンさん、マリオンさんのガールフレンド、そして看護師用に3枚のファーストクラスチケットを準備し、飛行機に乗るよう手配して自宅に呼び寄せた。またチャーリーは3人が快適な滞在を楽しめるように、高級ホテルのプレジデンシャル・スイートまで用意し手厚くもてなしたという。

この対面が実現した後、チャーリーはマリオンさんを主演ドラマ『Anger Management』の撮影セットにご招待。さらには自宅でシェフにランチを用意させ食事をすると、今度は映写室に招き入れ一緒に映画を鑑賞したという。この日チャーリーは『Anger Management』の脚本、さらには映画『ウォール街』のDVDにサインしてマリオンさんにプレゼントしており、マリオンさんはチャーリーのおもてなしをとても喜んだそうだ。このチャーリーの行いが報道されてから、「なんて寛大な人！」といった称賛の声が多くあがっている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）