先日、車の中にいる妻と生まれて間もない愛娘にカメラを向けたパパラッチに、俳優アレック・ボールドウィン(55)が激怒。大声をあげて詰め寄った挙句、去り際に「このオカマ野郎が!」と言い捨てる様子をしっかりと撮影・公開されてしまった。これが騒動になるなりアレックは発言を否定。しかし映像が残っていただけに逃げ切れず謝罪したが、アレックのトーク番組を制作・放映していたTV局側はついに放映終了という厳しい判断を下してしまった。
これまでもたびたびパパラッチに対して暴力的な行為に走り、騒動を起こしてきたアレック・ボールドウィン。しかしその人気は高くこの秋より「MSNBC」放送局からトーク番組『Up Late with Alec Baldwin』をスタートさせていたが、このたびの問題発言がキッカケとなり放映終了が決定してしまった。
問題の勃発後、局側は「とりあえず2週間分の放映をキャンセルする」としていたが、26日に放映そのものを終了すると発表した。この決定について「MSNBC」側はアレックを立て、「互いに決めたこと」、「アレックの幸運を祈っています」としているが、局側による決定であったことはほぼ間違いない。
「言葉は大事なもの。それは僕にも分かっています。今後は十分に気を付けて言葉を選ぶつもりです。」
窮地に立たされたアレックは慌ててこう謝罪していたが、時すでに遅しであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)