兄弟間で求める音楽性に違いが生じてきた、それがツアーをキャンセルした理由ではなかったのか。北米ツアーのドタキャン劇で物議を醸している「ジョナス・ブラザーズ」の次男ジョーに、このほどちょっと気になる動きが確認された。
11日から予定されていた19日間の北米ツアーを、スタートたった2日前にして「全面的にキャンセルします」と発表し、ファンががっかりさせていた人気兄弟バンドの「ジョナス・ブラザーズ」。なんと次男のジョー(24)に突然の依存症疑惑が浮上し、関係者を慌てさせている。
芸能情報サイト『TMZ』は今、ジョーが10日午後にウェストハリウッドのレコーディングスタジオで、各種依存症を治療するスペシャリストであるマイク・バイヤー氏と面会したことを報じている。写真を見る限りは両者とも何事もなかったかのようにスタジオから出て別れているが、パパラッチの問いかけにジョーはひたすら沈黙を守っていた。
バイヤー氏は、『Cast Recovery Services』という各種依存症患者を救う活動をしている団体の設立者でCEO。かつてはデミ・ロヴァートの治療にもあたったことがある。組織の公式ウェブサイトには“我々は、各種依存症やメンタルヘルスの問題で救いを求めている人々のもとに迅速に駆け付けます”と謳われており、やはり呼ばれて飛んできたという印象が否めない。
実はそのツアーに関するキャンセルが発表された直後、芸能情報サイト『Hollywood Life』は兄弟の直近の目撃情報を伝え、「何かが解せない」と伝えている。8日にはミネソタ州で「ジョナス・ブラザーズ」として息の合ったパフォーマンスを見せていた彼ら。しかしその夜、父のポールさんはジョーひとりだけを誘って食事。その翌日にツアーのキャンセルが発表されたことから、その時の会話内容が気になるところである。
清潔感が売り物の人気俳優ザック・エフロンが、コカイン依存症で今年になってからリハビリ施設に2度も入所していたという衝撃の事実が話題になった最近のハリウッド。「まさかあの人に限って」という言葉が通用しないほど薬物が蔓延しているのであろう。何事もないことを祈るのみだが、「なぜバイヤー氏と一緒にいるのか」の問いに答えられないジョーには不安が募るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)