イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】デミ・ロヴァート、「心の健康を犠牲にしてまで完璧なボディラインを手に入れなくても」ときっぱり。

「もう体形のことを気にせず、ありのままの自分を受け止め、それを大切にして生きていきたい。ぽっちゃり娘で結構よ」と話す最近のデミ・ロヴァート。最新インタビューで、精神面の健康と個性の追求が何より大切だと改めて語った。

今年6月に「私のバービー人形が欲しい。極細サイズのバービーではなく、ありのままの私のボディラインを忠実に再現したバービーをね」と語っていた人気歌姫デミ・ロヴァート(21)。ハリウッドの若い女の子はみな似たり寄ったりのルックスだと批判し、現在そのブルネットの髪にブルーの色を重ね、個性的なルックスを楽しんでいる。

長年の摂食障害に苦しんだ結果、もう無理して痩せる努力はしないと決めたデミ。アメリカの若い女の子たちがスリムなハリウッドの女の子たちに憧れることについて、「食べたいものを我慢し、無理をしているだけ。だから真似をしてはダメ」と叫び続けている。彼女はティーン向けファッション誌『Teen Vogue』11月号のインタビューで、改めて「ありのままの自分を好きになった今、私はとても健康的で幸せよ」と語った。

「今の私は、自由な時間があれば自宅に友人を招いて一緒に映画を見たり、映画館に出かけたりしているわ。ボウリングに行くとしたら、私にしては珍しいほどの行動力ね。とにかく日々、自分や家族がハッピーで健康で過ごせることが一番の幸せだと感じているの。」

「自分の周りにいる大切な人々に対して、私は常に正直でありたいわ。そのためにもまずはありのままの自分を素直に受け止めることが大事ね。心に重い秘密、悩みを抱えているのにそれから目をそむけてしまう、これもいつしか心を病んでしまう原因よ。」

「いろいろな問題(双極性障害および摂食障害をカミングアウトしている)があることは分かっているの。でも私は今のありのままの自分を受け止め、それに満足しているわ。体形についても、心の健康を犠牲にしてまで痩せる気はないの。」

完璧なボディラインを目指すあまり、過度なダイエットでイライラし、感情を爆発させてしまったことがあるデミ。数々の論説にある通り、甘いものや揚げ物は一切口にしないと決めてダイエットに励む女性たちの間では些細なことで喧嘩が起こりがちだと言われる中、「自分も食べたいものを食べないで我慢していて、徐々に情緒不安定になってきた典型例」とデミは自嘲してきた。

デミは今、彼氏を募集中である。魅力的で聡明な彼女とデートしたい男性はそれなりにいるのだが、条件は「ありのままの今の私を愛してくれる男性。痩せた女性が好み、オシャレの最前線を行く女性がいいなんて考えている人はお断りよ。ノーメイク、スウェットパンツの私とでも一緒に歩いてくれる、そんな人でなければ。今、仕事がとにかく忙しくてオフにはダランとしていたいの」だそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)