元祖『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』への出演で日本でも人気となった女優トリ・スペリング（40）は、「スペリング・テレビジョン」代表として活躍した大富豪アーロン・スペリング（享年83）の愛娘である。お金持ちのお嬢様として育ち、自身もビジネス＆女優業でガッポリ稼いできたはずが、意外にも金欠状態で夫ディーン・マクダーモット（46）の避妊手術を断念したという。

女優トリ・スペリングと俳優ディーン・マクダーモットは、ともにバツ1で2006年に結婚。以降次々と子宝に恵まれ夫妻には4人の子がいるが、ディーンには元妻との間にも1人子供がおりまさに“子だくさん”状態である。

そんな中、40歳という年齢も考えトリは子作りをストップしたいと考えた。そのため避妊を確実にしようとディーンのパイプカットを決意したものの、ビジネスマネージャーより「あなたたち夫妻にそのような経済的ゆとりはない」と諭され断念したという。この意外な金欠状態について、トリは米誌『People』に以下のように語っている。

「だって私たちはエンタメ業界の人間だから…状況は年々変化するものよ。」
「今TVでシリーズ物を放映しているワケでもないしね。出費は以前より抑えているの。安定した仕事が無い人たちと同じだわ。」

2人の収入がガクンと落ち込んだのは、2011年だったとのこと。夫妻は自宅を売るもかなり損をしたといい、その後大きな収入源であったリアリティ番組も打ち切りになってしまっている。しかし夫妻の収入源はリアリティ番組だけだったワケではない。トリには出版済みの書籍が何冊もあり、衣類やジュエリーラインを手掛けていることからそちらの収入もあるはずなのだ。また今後は新自叙伝の出版と一家の新リアリティシリーズ『Tori ＆ Dean: Cabin Fever』のスタートも控えており、そちらからの印税と高額ギャラも期待できる。

ちなみに一部メディアの調べによると、パイプカットに要する費用は高くても10万円足らずとのこと。これをセレブ夫妻が捻出できないとはにわかに信じがたく、「嘘くさい」、「出版＆新番組スタートを控えての話題作りか？」という声もチラホラ聞こえてきている。確かに大富豪の娘として育った時代に比べれば“質素”な暮らしをしているのかもしれないが、それでもこの夫妻が貧乏だとは信じがたい話である。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）