『MTV/ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』授賞式での超過激パフォーマンスに続き、新PVでは全裸を披露しハンマーをべロリ。そんなマイリー・サイラス(20)を大変心配したアイルランド人歌姫シネイド・オコナー(46)が「音楽業界に利用されないで」、「心配している」と公開書簡に綴りネットにアップ。これに腹を立てたマイリーが猛反撃に出たために、大変な騒動に発展してしまった。
「アマンダ・バインズの前には、こんな人もいたよね。」
そうツイートしたマイリーは、「精神科医が必要なの」というシネイド・オコナーの“数年前のツイート”をいくつも披露。さらにはシネイドがローマ法王の写真を破るスキャンダラスな写真までTwitterにて公開し、心配してくれたシネイドを激怒させた。
それに対してシネイドは「あんた、マジで言ってるの?」と咬みつき返し法的措置に出ることも匂わせていたのだが、現時点では「もうこんな不毛な喧嘩はやめたい」と考えているもようだ。このほどアイルランドのTV番組『ザ・レイト・レイト・ショウ(The Late Late Show)』に出演したシネイドは「もうおしまいにしたい。(マイリーとの喧嘩については)話したくもない」としたうえで、以下のようにその複雑な胸中を明かしている。
「アマンダ・バインズのことを思うと心が痛んだ。そもそもアマンダには関係のない話だったのに、マイリーは酷いことをしたと思う。可哀想に、アマンダは今病院で治療を受けているというのにね…。」
一方勝気なマイリーはその後も問題の写真やツイートを削除しておらず、謝罪コメントすらしていない。ちなみに過去にアマンダはマイリーにつき「ブサイク」とツイート、それに対しマイリーはインタビューで「私は火に油を注ぐようなことはしたくない。ただ嘆かわしい。それだけよ」と語っていたが、その頃の冷静さをすっかり失ってしまったのか、先輩シネイドのアドバイスに逆切れしてしまった。シネイドが「らちが明かない」とばかりに引き下がった形となった今回の騒動だが、この一件でマイリーがずいぶんと敵を増やした可能性は高い。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)