2011年にキム・カーダシアン(32)と結婚するも、たった72日間で離婚を申請されてしまったNBA選手クリス・ハンフリーズ(28)。クリスは結婚前にキムに贈った20.5カラット(中央の石だけでも16.21カラット)のダイヤの指輪をなかなか返してもらえず激怒していたが、その後無事に返却されている。このほどその指輪をオークションに出し、予想以上の高値で売却できたという。
大きなダイヤがゴロッとついた200万ドル(約2億円)の指輪を気前よくキム・カーダシアンに贈るも、結婚生活はすぐに破たん。キムは挙式の72日後に離婚を申請したがクリス・ハンフリーズに指輪を返さず、キムの母クリス・ジェンナー(57)まで強欲なキムを応援。ついには「私、あげた物を取り返そうとする人って大嫌い」、「(あの指輪は)贈られたもの。贈られたものはとっておくものだわ!」などとメディアに話し世間の反感を買うしまつであった。
その後、今から約1年前にキムはようやく指輪を返却。しかし指輪の価値を考えると捨てる、人に譲るという選択をするわけにもいかず、クリスはそれを有名なオークションハウス(競売会社)「Christie’s」に引き渡すことにした。そのオークションが10月15日にニューヨークにて開催され、指輪は予想以上の高値である62万ドル(約6100万円)で競り落とされたという。この指輪を競り落とした人物は、今後オークションハウスへのマージンも込みで74万9000ドル(約7400万円)を支払うことになるそうだが、当初は「3000万円から5000万円で競り落とされるのでは?」と言われていたことを考えると、これは大成功に終わったと言えるはずだ。
だが、クリスがこれをキムに贈るために支払った金額は約2億円。結果的にはかなりの損をしたクリスだが、「結婚相手は慎重に選びましょう」という教訓を学ぶための勉強代だったと潔く諦めるしかあるまい。ちなみにドライなキムは「さっさとオークションに出せばいい」と思っていたらしいが、生真面目なクリスは1年前に指輪を取り戻したにもかかわらず「離婚が成立するまではムリ」として行動に出ることを控えたという。全く共通点のない2人だけに、やはりその結婚は破たんすべくして散ったようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)