2005年にグループとしてデビュー、以来3兄弟で素晴らしい楽曲を次々に発表してきた「ジョナス・ブラザーズ」が、ついに活動を休止してしまった。世界中の大勢のファンが「いったいどうして？」と驚きの声をあげる中、ケヴィン、ジョー、ニックの3人がその思いを明かしている。

つい先日、北米ツアーのスタート直前にキャンセルを発表した「ジョナス・ブラザーズ」。その理由をグループの代理人は「それぞれが求める音楽の方向性に違いがあるため」と説明し、その後兄弟は「ジョナス・ブラザーズ」のTwitterアカウントまで削除して大騒動になった。

世間では「このまま解散だろう」という見方が濃厚になるも、ファンの多くは「今は話し合いの時期。そのうち兄弟で折り合いをつけ活動を再開するはず」と信じて待ち続けていた。しかし、兄弟の下した結論はやはり“活動休止”であった。だが今後、兄弟で活動する可能性はゼロではないらしく、長男ケヴィンは米誌『People』にこのように明かしている。

「今のところは、もう終わりってことだよ。」

また次男ジョーは「全員一致で合意したこと」とコメント。三男ニックも「永遠に終わりとは言い難いけど、ある章をここで閉じることにしたのは確かだね」と語った。

3兄弟は、今月初めにしっかりと話し合いをしたという。音楽活動に関する意見の相違もあり「身動き取れない気分だった」というニックは、その場で兄たちに自分の気持ちをきちんと告白。兄2人も今後の活動について熟考したもようだ。

今後は本格的な俳優業にも興味があるというジョー。ニックとケヴィンもグループという枠を離れ活動の幅を広げていくはずだが、グループを愛したファンたちは残念でならない。兄弟それぞれが望む方向に進み活躍することを祈ると同時に、またいつか彼らの息の合った演奏が見られることを期待している。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）