44歳にして、今もトップアーティストとして幅広い活躍を続けているジェニファー・ロペス。そんなジェニロペも駆け出しの頃は苦労が多く、中でも「そのボディをなんとかせよ」という関係者からの“ダイエット命令”には非常に嫌な思いをしたのだそうだ。そのような圧力を受け、ジェニロペはどのような行動に出たのか?
イメージが全てといっても過言ではないハリウッドのショービズ界で、長く生き残ることは難しい。次々と新世代スターが飛び出す中、誰よりも美しく誰よりも目立たなければ、その大半はすぐに忘れ去られてしまうのだ。
それを誰よりも知る業界関係者たちは、デビュー当時のジェニファー・ロペスに「その体から変えていかないとダメ!」、「痩せなくちゃ!」とタダならぬプレッシャーを与えていたという。このほど『Cosmopolitan for Latinas』誌冬号のインタビュー取材に応じたジェニロペは、その中で当時をこう振り返っている。
「TVの仕事を始めた頃、周りの人たち、それに当時のマネージャーからも(ボディを)変えなくちゃって言われたの。でもそういうときはこう言わなきゃダメ。“私の体型に問題なんてない。私という人間にもね。問題があるのはアンタの方だわ!”って。」
他人の意見に屈しないという意思表示を続けた結果、いつしか周囲の人たちも「ジェニロペはこれで良い」と確信するようになったとのこと。というわけで“スーパースキニー(超ガリガリ)”のトレンドに従うことを拒否できたジェニロペは、その後そのカーヴィなボディで大モテに。歌、ダンス、演技といった多くの分野で才能を認められ今に至る。
ちなみにガリガリになることを拒否したものの、ジェニロペは1日に摂取するカロリーを1200カロリーから1400カロリーと決め、毎日ワークアウトするなどしてプロポーションと健康の維持に気をつかっている。細ければ細いほどいい。そんな概念を覆しカーヴィが美しいことを証明してくれたジェニロペは、現在44歳にして2児の母。20代の恋人を持つジェニロペは、いつの日か再び結婚し人妻になることも諦めてはいないという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)