ラスベガスのホテルで定期コンサートを開くようになると今年1月あたりから報じられてきた歌手のブリトニー・スピアーズ。12月のスタートが決定し、準備もついに完了。17日の正式発表を前に驚くような“数字”が外部に漏れたようだ。

「セリーヌ・ディオンのように、是非とも我がホテルで定期公演を開いて欲しい」とラスベガスの3つのホテルが約100億円の契約金を用意し、争奪戦を繰り広げたと言われている人気歌手のブリトニー・スピアーズ。結局、彼女との交渉を成立させたのは「プラネット・ハリウッド」であった。

アメリカでは「クリスマス休暇をラスベガスで」という人も多いだけに、公演スタートは今年の12月。そしてついに明らかにされたのが“数字”である。毎回のコンサートにつきブリトニーの懐には約3100万円が入るとのこと。年間48回の公演数で2年契約というから、2年後には約30億円を計上していることであろう。

気になるのはショー自体の収益だが、ホテルは1公演につき約5000万円を見込んでいるらしく、その60％強がブリトニーの懐に入るわけだ。もっともこうした定期コンサートをロングランで成功させている歌手のセリーヌ・ディオンは、1公演につき約4700万円の報酬で年間70の公演をこなしている。そのため彼女と比較するとブリトニーも「まだまだ。もっと欲を出しても」などと言われてしまうのではないだろうか。

芸能情報サイト『TMZ』はそのプロジェクトについて、“ありきたりなコンサートにせず、クールなクラブの雰囲気を提供したい。ショーの内容も定期的に変更するため、リピーター大歓迎の斬新なものになる”という情報を伝えているが、ホテルおよびブリトニー側からの正式発表は現地時間の17日にある。カリフォルニア州にまで及ぶネバダ州の広大な「モハーヴェ砂漠」で午前4時頃、つまり日の出を意識してヘリコプターでブリトニーを迎えて行われ、その様子は米ABCの朝の番組『Good Morning America』で放送されるそうだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）