音楽活動を一生懸命に応援してくれる熱心なファンをとても大事にしている米歌手テイラー・スウィフト(23)が、このたび怪我を負ってしまった7歳のファン、グレイス・マーケル(Grace Markel)ちゃんと対面して大喜びさせた。
この夏、「待ちに待ったテイラー・スウィフトのコンサートに行ける!」と大喜びしていたグレイス・マーケルちゃん。そんな可愛いグレイスちゃんを連れて父ウィルさんは8月10日にシカゴのコンサート会場に赴いたというが、会場に到着しタクシーから降りた瞬間、グレイスちゃんはSUV車にはねられ大怪我を負ってしまったのだ。
この事故により、グレイスちゃんはただちに小児病院に搬送され2日間にわたり治療を受けるはめに。しかも怪我はかなり重く、頭部には裂傷が多数。頭蓋骨にヒビが入るなどし重度の脳震盪まで起こしてしまったという。そのため今もセラピーが必要なグレイスちゃんだが、弱音を吐かずに頑張っているそうだ。そんな娘を励まそうと、このほど両親はナッシュビルで開催されたテイラー・スウィフトのコンサートにグレイスちゃんを連れていった。
それだけでも大喜びしたはずのグレイスちゃんだが、彼女を会場で迎えしっかりとハグしてくれたのは、他でもないテイラーであった。この日グレイスちゃんと共にバックステージに招き入れられた母エイミーさんは、米誌『People』にこう語っている。
「テイラーはグレイスの名前を呼び、すぐに膝をついてハグしてくれたんです。」
「グレイスには、“風邪をひいてしまったの。だから大きな声で歌って手伝ってね”と声をかけてくれました。」
またテイラーはグレイスちゃんのTシャツに「グレイスちゃんを愛してる、テイラーより」とサインし、写真撮影にも応じてくれたとのこと。そしてもう一度しっかりとグレイスちゃんをハグし、ステージに向かったという。
そんなテイラー・スウィフトの優しさに触れたからか、その後グレイスちゃんは順調に回復。学校に通う許可もおりたといい、毎日元気一杯に頑張っているようだ。それを知り、ファン思いのテイラーもきっと「良かった」と喜びホッと胸をなでおろしていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)