意外にも心優しい、音楽界の“姐御”こと歌手P!NK(34)。そんな彼女はどんどん過激になっていくマイリー・サイラス(20)に対して、「こりゃイカン」と思うと同時に「マイリーなら良いパフォーマンスができるのに…」と大変残念がっているという。マイリーの過激さ、品の無さばかりが話題になった『2013 MTV Video Music Awards(MTV/VMA)』での超ワイルドパフォーマンスについて、このほどP!NKがその正直な感想を述べた。
マイリー・サイラスがビキニ姿で腰を振り、男性歌手の股間にお尻をこすりつけたあの仰天パフォーマンス。あれから数週が経過しているというのに、それに対する批判コメントはまだ方々で噴出している。
そんな中、「別にいーじゃん」と軽く流してくれそうだった歌手P!NKまでが、『E!News』に対しこんな風に嫌悪感を明かしている。
「あの踊り方をアタシが気に入ったかって? まさか! だって安っぽいじゃん。」
ただしP!NKが嫌悪感を抱いたのは、あくまでも問題となった『MTV/VMA』でのパフォーマンスなのだ。P!NKは以下のようにコメントを続け、マイリーが才能あふれるシンガーであると断言している。
「マイリーはね、もうめっちゃくちゃ才能があるコなの。それにビューティフルよ。歌えるってことを証明してあのステージに立てたっていうのに、何してんの? マイリーは、自分をだましているようなもんだね。それにアタシたちのことも…。」
「まあ、やりたいコトをやりゃ良いのよ。気に入る人もいるでしょ。でもアタシは(あんなパフォーマンスは)受け入れられない。だってマイリーならもっと良いパフォーマンスができるんだもん。実際アタシは見たことがあるんだからね。」
ちなみに音楽界の重鎮エルトン・ジョン(66)はマイリーにつき「完全にダメになる日が待っている」と述べているが、このようなネガティブな予想が間違いであることを証明できるのはマイリーだけである。
「手遅れになる前に目を覚ませ。」
関係者や家族、そして大勢のファンはきっとそう願いマイリーを見守っているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)