イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ニック・カーター、家庭環境を自伝で告白。「初めての飲酒は2歳のとき…」。

話題の自伝『Facing the Music and Living to Talk About It』の中で、元恋人パリス・ヒルトン(32)との交際を「最低だった」などと記していたニック・カーター(33)。同著の中で、ニックはさらに飲酒癖に関する驚くべき事実を暴露していたことが明らかになった。パーティ、ドラッグ、さらにはアルコールに溺れていたことが有名なニックだが、飲酒問題は数十年前にすでに始まっていた可能性が高い。

アルコールとドラッグに依存し、特にドラッグ過剰摂取が原因で今もウツの発作に苦しむことがあるという「バックストリート・ボーイズ」のニック・カーター。そんな彼は自伝『Facing the Music and Living to Talk About It』の中で、「最初の家は両親が経営するストリップクラブバーの上にあった」と告白。さらにそのような家庭環境が災いし、幼くして飲酒に走ったことをこのように綴っている。

「家族の間では、よくこんな話をするんだ。僕がまだ2歳だったころ“Yankee Rebel”(両親が経営していたバー)の酒置き場に忍び込んで、初めて酒を飲んでいるのを見つかったってね。」
「両親はいつもこの話をして笑っていたし、僕も同じだった。だけどしばらくすると、もう笑いごとではなくなってしまったんだ。」

また職業柄もあってか、ニックの両親も大量にアルコールを摂取していたとのこと。そのような背景もあり幼くしてアルコールを口にしてしまったニックは、少年時代に撮影されたホームビデオの内容をこう明かしている。

「ホームビデオの中で、僕はイトコと一緒に“バーに行く大人のマネ”をしているんだ。僕たちはダンスし、パーティのマネをする。こんな風に、遊びにまでアルコールが絡んでいた。それを振り返ると、両親の飲酒がどれほど自分に悪影響を及ぼしていたかを思い知らされてしまうね。まるで僕は、アルコールを摂取するようにプログラムされているかのようだった。」

なおニック・カーターは数年前に心筋症との診断を受けて以来クリーンな生活をしているというが、それでもアルコールに関しては時折誘惑に負けてしまうらしい。そんなニックの弟アーロン・カーター(25)もかつてアルコールに依存、妹レスリー・カーターは昨年わずか25歳にして急逝しており、両親も2003年には離婚してしまった。とても健全とは言い難い環境で育ったニックだが、手遅れになる前に問題を自覚し更生できた点は立派であろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)