2009年にわずか50歳にしてこの世を去ってしまった歌手マイケル・ジャクソン。当時まだ幼かったマイケルの子供たちも、今やそれぞれ16歳、15歳、11歳とずいぶん大きくなっている。そんな中で今年、長女パリスちゃんの自殺未遂という大スキャンダルが勃発。騒動がようやく落ち着き始めたというのに、今度は「私こそ遺児たちの“本当の母”です」とある女性が名乗り出た。
このほど「私がマイケル・ジャクソンの遺児たちの“生物学上の母親”」と名乗り出たのは、クリスティーン(Christine Leroux)さんなる女性であった。クリスティーンさんは9月4日、「遺児たちの後見人になりたい。会う権利も欲しい」と裁判所に申し立てたとのこと。にわかには信じがたいが、クリスティーンさんはこのように話している。
「マイケルは、パリス、プリンス、そしてブランケットを作るのに私の卵子を使用したのです。代理母は彼が選択しました。」
「私は子供たちときちんとした関係を築き、子供たちの宗教や学問、躾をきちんと把握しておきたいのです。また子供たちに誰が影響を与えているのかも知っておきたいと思っています。」
「子供たちとの時間を楽しみ、長く否定されてきた“愛ある関係”を持ちたいのです。」
またクリスティーンさんは以下のようにも主張しているという。
■マイケルと連絡を取ることについて脅しを受けたため、子供たちの誕生には立ち会えなかった。
■(プリンス君とパリスちゃんの母)デビー・ロウさんは、最近まで子供たちには興味もなかった。子供に母乳を与える際には金銭を要求していた。
■マイケルは、子供たちとのディズニーワールドへのバケーションにクリスティーンさんを極秘で招待していた。
■パリスちゃんとブランケット君の名付け親はクリスティーンさんである。
■子供たちが幼い頃「外出時にはマスクをかぶらせて」とマイケルに命じたのはクリスティーンさんだった。
クリスティーンさん曰く、マイケルとは幼い頃から友人関係にあったとのことだ。マイケルのヒット曲のいくつかは「自分も一緒に書いた」とも語っており、これには「まさか」との声もあがっている。
「子供たちがきちんと世話を受けられるように事実を語らねば」というクリスティーンさんは「私なら最高の後見人になれる」とも話しているが、万が一クリスティーンさんが卵子提供者であったとしても、子供たちはこの情報に動揺し狼狽えるだけだろう。この一連の主張を信じているメディアとファンは少ないが、何らかの動きがあればお伝えしたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)