32歳になるまで子供がおらず、その分、姉コートニー・カーダシアン（34）が産んだ2人の子どもを思いきり可愛がっていたキム・カーダシアン（32）。だが、そんな優しい“キム叔母ちゃん”も、コワモテのカニエ・ウェスト（36）との交際の末、1児の母に。当然今のキムにとっては長女ノースちゃんが何よりも大事な存在だが、それを肌で感じているコートニーの長男メイソン君（3）は、「キム叔母ちゃんを完全にとられちゃった」とかなりガッカリしているもようだ。

やけに渋い表情のカニエ・ウェストは、まだ幼いコートニー・カーダシアンの子供たちにとって「怖いオジちゃん」以外の何者でもあるまい。そんなオジちゃんになじむのにも必死だったろうに、大好きなキム叔母ちゃんはいきなり妊娠。そして今年6月に長女ノースちゃんを出産し家族を喜ばせたが、このあたりからメイソン君は「何かが変わった」と思い始めていたようだ。今とても複雑な思いを抱えているメイソン君のことを、母コートニーは『People.com』にこう語っている。

「うちのメイソンが嫉妬しちゃうの。メイソンとキムはすごく仲が良かったから。メイソンには理解できないのよ。だって、もう彼が“注目の的”じゃなくなってしまったんですものね。」

一方そのような状態を薄々意識しながらも、キムはどうすれば良いのかまったく理解できないらしい。

「そう、キムもどう接したらいいのか分からないのよ。キムったら、こんな風にメイソンに言うのよ。“もうアタシが嫌いになったの？”って。キムはメイソンが大きくなって変化してきたと思っているのね。」

だが、1歳になったばかりのメイソン君の妹のペネロペちゃんは、年の近い赤ちゃんが近くにいることを喜んでいるという。「ノースを見ると大興奮するのよ」とコートニーは語っている。

3年間、キムをはじめとするカーダシアン家の人々に“王子様”のように扱われていたメイソン君。ところがノースちゃんの誕生により、キム叔母ちゃんの様子は一転。祖母のクリス・ジェンナー（57）も新たな孫にメロメロ、険しい人相だったカニエおじさんもいつのまにかデレデレになり、メイソン君は今大変混乱しているようだ。ムリもない…。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）