先月開催された『MTV/VMA』授賞式では、ステージに上がるも大ブーイングされた「ワン・ダイレクション」のメンバーを擁護。「あなたたちは成功している価値がある」と直接声をかけて励ましたレディー・ガガ(27)が、またしても渦中のマイリー・サイラス(20)を懸命にかばってみせた。
『MTV/ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』授賞式にて、肌色のビキニ姿で激しく腰を振ってしまったマイリー・サイラス。さらに男性アーティストの股間にお尻を擦り付けるというパフォーマンスでひんしゅくを買い、新PVでは全裸まで披露。これら一連の動きを世間は厳しい目で見ているが、そんな批判についてレディー・ガガは「そっとしておいてあげて」と感じているという。先日は英タブロイド紙『ザ・サン(The Sun)』の取材に応じて、「私はマイリー・サイラスを批判したくない」、「みんな、もっとポップミュージックについては気楽に構えるべき」と述べていたガガが、今度はTV番組『Watch What Happens Live』にてこのように語っている。
「みんな気楽に…ね? マイリーのことはそっとしておいてあげて。だってこれはポップミュージック。みんな自由にアートを表現する権利があるの。」
「それが困るなら、チャンネルを変えてちょうだい。」
まだハタチと若く成長過程にあるマイリーを叩くのは、「オカシイ」ともガガは考えているようだ。
「彼女のすることを絶え間なくバッシングする必要があるなんて、理解できない。彼女はまだハタチ。私はマイリーに敬意を表したいわ。」
「マイリーは世界中の人々の目に晒されながら成長しているの。幼い頃にした仕事には満足できなかったのかも。今は自由になりたいのかもしれない。だから、したいことをさせてあげて。」
またどういうワケか「不仲なのでは?」と囁かれてきた歌手クリスティーナ・アギレラ(32)については、こう明かしている。
「私はクリスティーナの大ファンよ。」
「仕事を始めてからクリスティーナとの関係について報じられてきたけど、それはフェアじゃない。」
「彼女は素晴らしい歌手だし、優れたアーティスト。クリスティーナにはこう言いたい。私のせいでアレコレ言われたこと、本当にごめんなさい。」
ちなみにアギレラはガガに“インスピレーションを与えてくれる歌手だった”とのこと。そんな彼女をガガはリスペクトしており、「嫌い」、「仲が悪い」という一部メディアの推測は事実ではないようだ。
同じ業界で活躍するアーティストの足を引っ張るどころか、とても優しいガガ。このところ新曲の売り上げが不調とも言われているが、音楽を超越したところで「ガガは素晴らしい」と評価する声は確実に増えているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)